わたしが東京全時間訓練に行くことを決めたのには2つの理由があります。 1つ目は、わたしの祖父によります。
申命記 6:6~7
「わたしが今日、あなたに命じるこれらの言葉を、あなたの心にとめなければならない. これをあなたの子供たちに努めて教え、あなたが家に座っている時も道 を旅する時も、横になる時も起きている時も、これについて語らなければならない.」
わたしはクリスチャン家庭に生まれ、幼少の頃から祖父には全時間訓 練に行くように上述の節ほどではありませんが告げられていました。祖父はこのことにおいてとても熱心で、その当時は日本に全時間訓練はなかったのですが、5~6歳程度のわたしに「アメリカの全時間訓練に行きなさい。しかし、そのためには4年大学を卒業していなくてはいけない。だから、アメリカの大学に進学しなさい。」とさえ言っていました。 このような祖父からのキリストに満ちた語りかけもあり、幼少期のわたしは全時間訓練に行くことはクリスチャン生活において一般的なこと・当然のことであるという認識を持っていました。十数年後の今においてもこの影響は強く残っており、実際に全時間訓練に参加することができました。このことで主と祖父に強く感謝しています。 2つ目は、歴代の東京全時間訓練の訓練生と卒業生によります。
Ⅱテサロニケ 2:7~8
「むしろ、わたしたちはあなたがたの間で、養う母が自分の子供たちをはぐくむように優しくしました。 このように、あなたがたを慕わしく思っていたので、わたしたちはあなたがたに、神の福音だけでなく、自分の命までも、大いに喜んで分け与えようとしたのです。それは、あなたがたがわたしたちにとって愛する 者となったからです。」
2005年に東京において全時間訓練が開始されました。その中で、わたしは東京に住んでいたこともあり1期生~13期生までの多くの 兄弟姉妹たちを見てきました。幼少期の頃から全時間訓練に行くことを決めていたわたしにとって彼らは関心の的であり、憧れの存在でもありました。わたしから見て、主を享受し追い求めている彼らの姿は、とても輝いており、尊い模範でした。また、全時間訓練生や訓練卒業生と関 わる機会も多かったこともあり、その度に彼らから養い、育み、励まし、 助けを受けることができました。このような彼らとの交わりや顧みを通して自分に欠けているものが多くあることを照らされ全時間訓練への願いや必要性がさらにいっそう強められました。
14期生 O兄弟